塩谷町|特集『隠れた自然体験の宝庫 塩谷町』|2015.07月号掲載

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国の史跡に触れる瞬間。時の流れと偉大さを感じる。

sanukikannon2鬼怒川沿いにそびえる大きな一枚岩。こちらは大正15年に国の重要文化財に指定された「佐貫観音」の岩塊だ。大正5年から宇都宮市「東海寺」の別院として代々引き継がれている。

岩の上部には閉ざされた“奥の院大悲窟”があり、62年の周期で開帳されるが、1941年に勃発した戦争の影響で長らく開帳に至らなかった。それから年月を経て、塩谷町の町制施行50周年記念や新佐貫観音橋の開通とのタイミングが重なった、今年3月15日、136年ぶりに開帳された。1畳半ほどのスペースにあったのは、木製の仏像2体や刀などの仏具。「“元禄15年”と書かれた菩薩像があり、時代の流れを感じました」と副住職・渡邉克尚さん。

岩肌には、18メートルもの巨大な大日如来が彫られている。劣化が進み全貌を見ることは難しいが、長さ3メートルほどの大きな顔はしっかりと残され、岩頭には亀の形をした「亀の子岩」が街を見下ろしている。上まで登って近くで見ることができるので、景色と一緒に楽しんでみてはいかが。

sanukikannon佐貫観音(東海寺別院) さぬきかんのん とうかいじべついん
塩谷町|特集『隠れた自然体験の宝庫 塩谷町』|2015.07月号掲載
住:塩谷町佐貫799
電:028-669-2026(東海寺)
営:9:00~17:00
休:無休
駐:10台
HP:www.toukaiji.com

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