宇都宮市|特集『I Love Washoku 凜 昼を愉しむ』|2015.09月号掲載

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素材を引き立てる塩使い。注がれる技と愛情を慈しむようにいただく。

趣深い旧館と、スタイリッシュな新館が隣合う「一八」。オリオン通りの大人の隠れ家として人気を博していた「御りょうり 荒川」が、昨年4月、通りを一つ入った場所に移転。店主・荒川榮一さんは「割烹 一八」で修行を積み、さらに東京でも修行を重ねて店を構えていたが、「一八」の跡を継ぎ、隣に新館をオープンさせた。

ippachi_arakawa2旬を切り取る艶やかな料理に目を奪われる。荒川さんが味の決め手にするのは「塩」だという。「出汁は三重県産のかつお節、魚は築地、野菜は地産の芳賀町産などこだわりは多々あります。中でも決め手は天然塩。素材のうま味を引き出し、味を決める大島産の天然塩を使います」。塩梅という言葉がある通り、塩の使い方は難しいもの。その極意を聞いてみると「調理中に何回も味見をするとますます味がわからなくなります。2回ぐらいで味を決め、ともかくおいしいものを食べさせてあげたいという気持ちを大事にすること。愛情を持っていれば味は自然と決まります」と話してくれた。

落ち着いた旧館と洗練された新館。どちらを選ぶかで迷ったら店に相談を。どちらを選んでも、荒川さんの愛情が注がれた料理との出合いが楽しめる。

ippachi_arakawa一 八 ARAKAWA いっぱち あらかわ
宇都宮市|特集『I Love Washoku 凜 昼を愉しむ』|2015.09月号掲載
住:宇都宮市江野町3-3
電:028-632-6101
営:11:30~14:00 17:00~21:00
休:月曜定休
駐:店前にコインPあり
HP:www.arakawa.tv

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